■ ID | 744 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | Fluxes of perfluorinated chemicals through precipitation in Japan, USA and several other countries |
■ 著者 |
K. Y. Kwok
(独)産業技術総合研究所、香港市立大学 S. Taniyasu (独)産業技術総合研究所 L. W. Y. Yeung (独)産業技術総合研究所、香港市立大学 P. K. S. Lam 香港市立大学 Y. Horii 埼玉県環境科学国際センター K. Kannan ニューヨーク州立大学 G. Petrick ライプニッツ海洋科学研究所 |
■ 出版元 | |
■ 出版年 | 2009 |
■ 誌名・巻・号・年 | 29th International Symposium on Halogenated Persistent Organic Pollutants, 24 August, 2009 |
■ 抄録・要旨 | 有機フッ素酸(PFAs)は大気環境に存在する化合物であるが、降水に関する調査は極めて少ない。降水のモニタリング調査は、環境中のPFAsフラックスを計算する上で重要である。本研究では、日本、米国、香港、インド、フランスの各国から採取した降水試料について分析を行い、そのフラックスを算出した。有機フッ素化合物(PFCs)濃度(中央値)の最高及び最低は、それぞれ8.77ng/L(香港)及び1.11ng/L(Panta市、インド)であった。都市部から採取した川口市及びAlbany市(米国)のPFCs濃度はほぼ同じレベルであり、両者でPFOA及びPFNAが卓越していた。日本及び米国の降水試料から得られたフラックスにより、大気中PFCsは降水によって効率的に除去されていることが判明した。 |
■ キーワード | flux, PFCs, PFOS, precipitation |
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